2011年1月1日土曜日

初代会長 大八木廣人氏 あいさつ 2011年

「南さつま市関東ふるさと会」設立について














南さつま市関東ふるさと会 初代会長 大八木廣人



「南さつま市関東ふるさと会」ゆかりのみなさま、私は南さつま市関東ふるさと会の初代会長に選出された大八木廣人と申します。

微力ではありますが、みなさま方のお力添えを頂きながら、本会発展に向けて最善を尽くしたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

みなさまには「南さつま市関東ふるさと会」は初めて耳にする名称かもしれませんが、関東地区南さつま市各ふるさと会の役員の間では既に約4年前に交流が始まっていました。市町村合併1年後の平成18年10月に「関東地区ふるさと会有志による懇談会」が開かれました。

呼びかけ人は当時東京加世田会の出来丈弘会長でした。その時参加者は15人でした。2回目の懇談会は平成20年8月に開催されましたが、川野信男市長を含む30人の参加者に増えました。3回目は平成21年12月で、本坊輝雄市長を含む45人の参加者となりました。

それまで役員だけで開いていた懇談会を全会員のみなさまの間にも広げる必要があることが話題になっていましたが、3回目の懇談会で「南さつま市関東ふるさと会」の役員案が提示され、具体的に組織化しようということになりました。その時に推薦された方々が平成22年4月18日に役員会を開催し、会則と今後の活動方針を審議し、決定しました。

名誉会長には本坊輝雄市長、最高顧問には松田健三郎東京加世田会元会長、副会長には遠矢典夫関東田布施会会長と出来丈弘東京加世田会前会長、幹事長には志摩省三郎東京加世田会幹事長、事務局長には下園典子関東田布施会事務局長の他、各地域代表などの役員を承認し、第1回の総会を平成23年2月の土曜日か日曜日のいずれかに開催することにしました。

従来のそれぞれのふるさと会と本会をどのようにして連携させ、相補的に発展させるかが今後の検討課題です。

同窓会やゆかりのある会があるのだから、もうそれ以上の会合は必要ないと言われる方がおられるかもしれませんが、私ども役員会では、本会のような規模の会が今後必ず必要になるだろうと考えました。

その第一の理由は、郷土では5年前に市町村合併して一つにまとまって活動しているからです。郷土との連携を強めようとすると、私たちふるさと会も一つにまとまっている必要があります。

第二の理由は、郷土愛のあり方です。私たちはそれぞれの郷土から有形無形の恩恵を受けています。ですから、故郷を愛し、郷土の出身者同士の旧交を温め合いますが、それはそれで非常に大事なことではありますが、人は知り合いだけしか交際しないと、せっかくの郷土愛が負の方向にしか作用しません。グローバル社会を迎える私たちにとっては、郷土の親戚や友人を大切にしながら、その輪を広げていく必要があるのではないでしょうか。

第三の理由は、本会の設立は郷土の産業発展と社会の活性化につながるからです。例えば、郷土のある商品をみんなで宣伝してあげて、活性化のお手伝いをするとか、関東の方々に案内するなどの運動もその一つです。

これから検討していかなければならないことが山積していますが、先ずは会を立ち上げて、徐々にしっかりした組織に育てていきたいと願うものです。

以上のような状況をご理解のうえ、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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